太兵衛のアンニュイな生活
とかくこの世は『太兵衛に武兵衛(多勢に無勢)』、「越後屋、お主も悪(わる)よのぅ」なんて出来事ばかりで、嗚呼..アンニュイな日々を送りたい。

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ご乱心 2~傾向と対策

対策 国会とは何なのか?(原点に帰る)


 現状でバランスよく保保二大政党制を残すには民主党が選挙で勝つしかないが、政治を諦めて有権者の多くがしらけてしまい、今回の密室の出来事の印象に疑いをもつか飽き飽きしてしまえば全てが終わる可能性もある。極端で皮肉な書き方をすれば有権者が冷静さを欠くのが狙いともとれる。
 自民党内の大衆受け人気取り政治家の復権を待つのも、大連立による総与党化の共通点はいずれも強力なリーダーシップというひと言に尽きる。有権者の判断からすれば政治の停滞を憂い・強力な求心力を求める立場にたつか、あくまで二者の選択・競争を認め残すように立場にたつかである。
私は後者である。大連立は受け入れられない。


 ドイツの例を出している大新聞があるが、ドイツは選挙制度からして連立を前提にした制度になっていることは有名である。有権者から許容され理解される前提も違えば限度も違う。日本の小選挙区制はあくまで政権交代の実現を前提にした制度だと考えられよう。現に民主党は先の選挙で自民党政権と対立した政策を打ち出したからこそ、政権に批判的な有権者の支持を得られ理解も得られたことは書くまでもない。選挙制度はここまで有効に働いているのである。
それが、もし参議院選挙で野党が過半数を占めることで国会運営に問題が多々生じるとしたら、そのような国会システムになっていることが問題なのか、そもそも小選挙区制にして二大政党制を前提にした選挙制度が問題なのだと思う。
 これからも野党が参議院で勝つたびにこのような連立を組むつもりなのか。ねじれ国会が問題なら国会運営を変えるべきだし、政策協議が必要なら政策協議の必要性を有権者に理解してもらう努力が必要だと思う。政権交代を目指す二大政党制を目標としていないのならば連立もいいかもしれない。ならば小選挙区制は民意を正確に反映しているとはいえない。
有権者が選挙で投票をする行動をする際には、現政権に対する信任や批判が主要な動機付けになるだろう。その先には政権交代があるのに大連立を組まれたのでは批判票にはならない。これでは政治に批判をするなといわれているようなものだ。このような慣例が続けば投票しようとする意欲自体が失なれるだろう。


 大連立の必要性を例のごとく今の日本は特別な危機に陥るからと盛んに煽る勢力がいるが、私はこのような危機だからこそ有効な政策を二党で競って出して欲しいと思っている。先にも書いたが、大連立にもなれば不正や汚職などの問題はむしろ容易に蓋をされるだろう。そのことが「日本の危機が回避される」という意味を指すのでもなければ、緊張感は失われ改革は進まずに良い政策も打ち出されないだろう。至って自然な結論であって、大連立によって得をするのは誰なのかよく吟味する必要があると思う。すぐに連立と投げ出さずに、二党対立下でも国会を進められるような模索を地道に手探りで進めるしかない。

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ご乱心 1~傾向と対策

傾向 見えてきた政界再編~埋め込まれた小沢式時限爆弾


 これで現状は自民党の事実上有利な状況となって、新たに線路が敷かされた政治展開になってきた。渡辺氏=小沢氏=福田氏ラインの下で狂ったかのように大連立論議が大手を振って独り立ちし注目されることになった。
政治とはある意味においては注目されれば勝ちなのだ。大連立をちゃぶ台の上にのっけてさえしまえば当面は思惑通りに進んでいるといえるだろう。いよいよ衆議院解散のタイミングを図る時期になってきたのかもしれない。
三流紙からNHKまでこぞって宣伝・解説して認知されたナベツネ讀賣のユメ『大連立論』の行く末は、全ては民主党が次の衆議院選挙で勝てないという前提に立てば展開は容易に推測できることだと思う。
 これで自民党は解散に向けて動き出せる。選挙をしても民主党が他党と結束して過半数を占められず実質敗北すると仮定すれば、民主党が次の選挙公約で掲げる自民からの政権奪取(対決路線)は民意として否定されたと解されるかもしれない。それでも反自民勢力は議席数を盛り返したと騒ぐだろうが、だからといってネジレ国会は解消するわけでもない。民主党にかかる圧力は大きいだろう。結局は万年野党で政策の足を引っ張るハンタイ勢力という野次に耐えるか、それとも国会の停滞を理由に自民の軍門に下るしかない。すべては大連立成立という運びへのお膳立てである。
 このところ公明は恐れをなして解散を先延ばしにしたい意図が見え見え、これまでさんざん自民に媚を売ってきたつけが大連立で公明排除の可能性となってみえてきた。
 だが真の狙いはその先にあろう。本心では右も左の人も分かっているし暗に期待もしているのではないか。つまり選挙に敗北してでもなお頑強に大連立否定するとすれば、先々民主党は分裂するかもしれないということだ。民主党内自民寄り保守勢力とアンチ自民の旧社会党系リベラル勢力の対立は激化して、分裂すれば古き昭和時代の自社構造の再現になる。保保二大政党制は解体し、保革二大政党制のもとで再び自民党は万年与党の地位をもらえる。


 私は日米安保がある限り60年代安保切り思想から抜け切れない革新勢力には出番が回ってこないだろうと思う。米軍憎し-革新勢力が唯一勢力を拡大できるとしたら戦前思想回帰の新手の新保守の思想を受け入れることだ。戦争の真実など捨てアイコク心に訴えることだ。安保を解消しても国民の多くがアジアを信頼できないでかつ朝鮮、中国、ロシアがある限りは、領土問題もあり自衛隊は撤退した米軍分も含め果てしなく増強され続けるだろう。
 話がそれたが、その一方で大連立が成立したらどうなるかといえば、自民主導下で日米安保拡大強化(テロ対策恒久法成立)、現状維持で消費税率アップ(総与党では膿は出ません)と法人税減税(財界プレゼント)、そして仕上げは改憲への日程をつけることではなかろうか。だからといって遮るものがないわけではないが(連立解消)、一たんテーブルの上にあげてしまえば方向として流されかねないのが日本の政治の危うい側面だと思う。

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最近、政治不満解消型ブログ化してきてしまい、他の方が読むとストレスがたまるかもしれませんので注意。

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