太兵衛のアンニュイな生活
とかくこの世は『太兵衛に武兵衛(多勢に無勢)』、「越後屋、お主も悪(わる)よのぅ」なんて出来事ばかりで、嗚呼..アンニュイな日々を送りたい。

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安倍氏が叩かれるわけ サプリ政治

倍首相が散々非難されてきたことをイジメのように不快に感じる人も多いかもしれない。ネットの普及により社会が村社会的な危険性を内在していることは否定できない。それに社会が極端な方向に流れやすくなっているのは、社会的・経済的な歪みが大きくなってきたこともある。政治家はその部分を敏感に察知して、世間の空気を味方につけたものがもてはやされる危険性が出てきた。
しかし私は安倍首相が激しく非難されるのは、むしろ彼の政策によるものが大きいと思う。政治家が理念を持つことは別に構わないし、むしろ好ましいといえる。しかし彼の進める政策の前面にそのような『標語』というものが含まれてしまうと事情は異なる。そのような抽象的な理念を政策面で実行するとすれば、どうしてもある価値観を強制的に持ち込むことになる。今の時代、人の考え方は多種多様でその中に個が埋没してしまうくらいの社会となっている。個人主義的な国にもなってきたからこそ、首相の個性のみならず価値観も容認される空気がある(逆に空気の読める人が人気になりやすいわけだ)。ところが政治家が誤解して、そこにある価値観という定規を目に見える政策にすると、そこからはみ出す者は社会から除外されることになる。
この意味は非常に大きく、いってみれば人格や、場合によってはその人の人生そのものを否定されているような印象を受けてしまう。当然それに対する反発は極めて大きくなり感情的にもなる。そぐわない価値観による政策により自分の存在が社会から否定されたような感覚をもつだろう。


このことが教育や憲法についてならばさらに顕著になる。それにより現在の問題にどのように作用し解決に導かれるのか、有効に働くのか、合理的な根拠が全くないからだ。ある価値観を否定したり変えたりすることはとても大変なことなのである。安倍首相はそれを『レジーム』というレトリックを使って、一種の言葉遊びであるかのように軽く扱っていたが、結局より具体的な社会理念の実現先も根拠も全く示せなかった。
政治というのは実務で動くものだ。理念が旗を振って先頭で動くのは特殊な状況下、社会が暴力と混乱で無秩序なのか、不当な暴力的支配により疲弊していたり、新たな社会システム(資本主義外)が発生した場合であり、戦後社会の蓄積の上に生活がある今の日本には全く該当しない話だ。社会通念を変えたいならば個々の具体的事案に対し少なくとも合理的な論拠がなければならない。それが実証されて積み重ねられて、はじめて納得できるのである。
それ以外にいくら新味のある言葉を並べても全く具体性も根拠もなく、実益の感じられないことに必要性を強調するだけにみえてしまう。より切迫した深刻で具体的な問題には解決のめども抜本的に有効な政策も打ち出してなく、病状は悪化しているのに健康になれるという思い込みでサプリを飲んでいるようなものだ。それで病気が治るわけがないのである。自殺でも望まない限り、病気に苦しめられる立場ではタダでは済まされないことなのだ。

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最近、政治不満解消型ブログ化してきてしまい、他の方が読むとストレスがたまるかもしれませんので注意。

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